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category政治・経済

フランス秘密兵器原発ロボット 作業員たちの苦難

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 やはりと言いますか、2号機周辺は思っていたように困難な状況にあるようです。何らかの損傷の可能性のあるものとは言えますが、冷却そのものは今のところ効いてはいるようなので(ただし、足りているかという保障はありませんが、建物で覆われていて見えませんので、ここらが最も高い放射線を出しているのはほぼ間違いないと思いますが)、亀裂が大きく入ったりするほどの深い損傷などはないと思われます。
 
 
 底などに少し穴が開いていて、もしくはそのつなぎ目などから格納の放射性物質を含んだ水などが漏れ出ているかもしれませんが、建屋付近の水で1シーベルト以上(1000ミリシーベルト以上)ということですからかなり濃度が高く、燃料などのものも結構まじっているのではないかと推察されます。これだけ高いと作業にも支障を与えますし、長時間での作業は難しいので進みづらいというジレンマもあると思います。
 
 
 完全に格納機能が失われたかというとそうではないものの、漏れ出ている分だけ外にも流れたりしているので、可能なら破損箇所を見つけて溶接するなどの作業が必要でしょう。今は内部の放射線のレベルが結構高い状態にあると予想されますが、ポンプなどで周囲の水を汲み上げるか、見計らって処置しないと漏れ出たままということになります。
  
 
 難しいのが水も可能な限り入れなければということで(燃料棒が露出して空焚き状態になり、それが長時間続くのが最も危険な要素の一つで重大事故につながったりするので)、両方のバランスを見極めないといけないというさらに難しい状況です。
 
 
 フランスから原子力発電所の事故対応ロボット、新型放射能汚染浄化ロボットがようやく日本に救援策としてやってくるようですが、新型ロボットは自らにカメラを内蔵し、また放射能についてもそれ用のセンサを搭載していて、こうした状況でも動けるように設計されていて、障害物などがあっても動けるようです(どのレベルのそれかはわかりませんが、こちらで書いていたのは2010年の搭載の新型です)。
 
 
 長期のリモートコントロール、遠隔操作が可能で、比較的長く動けます。ガンマ線も検波器などを備えた特殊車で遠隔操作できるようです。対障害にも強化されています(日本はそもそもこうした困難事故を低く見る傾向があり、起こらないということをまず前提に考えたりして緊急用のものにそれなりの予算をつぎ込むということはなかったようで消極的でもあったようです。ロボットも増えてきたものの、上の方の考えはどことなく、東海村からの教訓をあまり積極的には受け取れなかったと思われる節が多々あります。そもそも困難な状況発生を考えたがらない傾向がありました。~が大丈夫、収まっていて外には漏れないようになっているので大丈夫、MOX燃料は大丈夫という具合に。飛ばないように対策しているのでというニュアンスはあるものの、実際には放射能漏れが広範に起こるということそのものをまずなかなか想定してこなかったのです。そんなものはまず起こらないという考えがほとんど主流でした。残念ながら今日までも。が、実際に難しい状態はそうそう起こるものではないとされた原発を巡る事故も結構な確率で起きています)。
 
 
 プルトニウムに関して言えばそこまで遠方の方が心配するほど影響を持った濃度で今の状態では飛ぶことはありません。今出ている量は極々微量です。大爆発して格納がほぼ完全にやられ、多く飛び出すようなことがなければ心配するレベルにはなりません。細かい粒でもそもそもがかなり重いです。プルトニウムそのものは危険ですが、吸入ー経口するようなレベルでなければ(まず心配するレベルにはならないはずです)遠方ならなおのことそう気にすることはありません。確かに極々少量のものは飛びますが、もはやそれは影響のないくらいの値ですし、人体に入っても実際にはほとんど蓄積されるものではなく(それなりのものを吸入した時には影響は長く出ます。人体での半減は骨では50年、肝臓で20年ほどなので長いですが)、極々のほぼ検出できかねないような微細なものならもともと人体には多く吸収されるものでもないので、必要以上には怖がることはありません(ただし、アクチニドなどの放出は重大事故の場合ー全て吹き飛ぶようなー軽水炉の中にあるアクチニドでも最高で5%までが放出される可能性も指摘されています。ただその場合でも濃い濃度で飛べる距離は限られてくるとも考えられます)。ただ、その場所周辺が死地になるということはあります。
 

 ただそれがなくなるほど、もしくは現状がわかりにくくなるほど大きく爆発し、かなり大量に舞い散るような状況なら比較的遠くまで飛びます。その場合、数十キロ、大規模爆発なら場合によっては数百キロ(この可能性はほとんどないですがー核爆発並のクラスということになりますのでーそのためには一定濃度以上の純粋量が必要であり、20%そこそこの原発ではその必要エネルギー量がそもそも不足していますので)程度までは気をつけておく必要はあるかもしれません(そこまで影響値のあるものが飛ぶ可能性は低いですが、もう少し遠くでも念頭に置いておくということも必要かもしれません。ただ、最も影響を与えたものはヨウ素でしたので、現実的にはヨウ素などの方が問題だとは考えられます。心配されるのは土壌などや水質環境などへの影響です)。今の状況下では付近の人たちは最低限マスクをしておく方が望ましいとは思いますが。
 
 
 気をつけて欲しいのは内部で作業している人たちで、フィルターなどをつけたりしているので大丈夫だとは思いますが、傷口などがある場合にはしっかりとテーピングをしたり、バンドエイドを貼ったりしてさらさぬようにということも必要です(防護服を着ていますが、微量でも念のためです)。小さな値でも影響したりします。特に吸入の場合には注意が必要です。
 
 
 飛ぶリスクよりも寧ろ懸念されるのは海に流れてしまっていることで今のような濃い濃度のものが流れ込むと希釈はされるものの(その中の比率は現時点では微量とは思われるものの、その度合いが高まり、一定度のものになってしまってゆくのなら)、長期的には影響のたまりやすい海産物(影響が出やすい貝・藻なども含め)やカニなどの甲殻類などにたまっていってしまうという可能性は捨て切れません(海流やその動きなどがめまぐるしい場所などでは希釈されてほとんど影響がなくなる場合もありますが、長期的に見てなくなっている可能性もあれば長期的に見ると通常値よりも場合によっては何十倍~数百倍もしくはそれ以上上がっているという可能性も可能性としては少ないとは思われますが、この状態が長期的に長く継続的に続くようなら少ないながらも捨て切れません)。場合によってはそうしたものを食べ続けてしまうことにより、一定濃度ずつ蓄積されてしまう可能性はあります。
 
 
 ただ、実際あの辺りは動きも早いので影響がなくなる場合もあります。セシウムなどの場合、魚などは約50日ほどです。ただ、実際多くのプルトニウム流出などで影響が出たケースはあるので(貝などに)断定はできませんが。実際には海流の動きや他の多くの要因などにも影響されるので、時間をある程度かけて見ないことにはわかりません。


 極限状態でも使えるようにとレベルの高いものを搭載しています。今回のような重大事故を想定して作られたものでもありますが、実際に現場で使用されるということはまだなく、今回が初めてのケースと見られます。そのため、未知数の分もありますが、こういう時のために期待されて作られたものですので、期待したいところですが。


 また他にもアメリカなどから提供されたものなども待機しています(使ったことがないので、試しは必要ですが)。この際、できうる限りのことはやってみるべきです。自衛隊にも中性子などを大幅にカットできる装甲車などもありますし(中性子は今は出ていないものと思われますが)、消防の特殊防護車両(こちらは今使ったりしていますが)もありますし。
 
 
 それでも現場の作業員たちの食事などがあまり整っていないとのこと、また防護服もABCとランク付けされていて、下のランクのものは大丈夫なのかと不安に思っている作業員たちもいるようです。せめてBクラスはみなに支給すべきでは。食事も睡眠もあまり十分でないときついものがあります(飲み物も十分でないとされています)。その辺りは交代でも体力が維持できるだけの物は提供すべきです。彼らの手にかかっているものはとても大きなものがありますので。
 
 
 でないと、ヒューマンエラーが発生したり、人身事故にもつながりかねません。焦る気持ちもわかりますが、その辺りは東電任せということだけではなしに、もはや1企業レベルの事故ではないのですから、東電にまかせっきりにせずにサポートできるところはサポートし、臨時の予備費を出してでも国がバックアップして支援体制を充実すべきです。フランスなどからもかなりの量の防護服なども送られてくるようですが、より危険な作業をする場合にはそれなりのものを用意すべきです。食事もある程度のものはそろえてあげないと長期の作業は辛いものがあります。その辺りは改善すべきです。
 
 
 また水が浸かっている状況の中、水は入れないようにする、つなぎめをチェックするという基本的なことや入らないよう防護服の上から(既に複数着たりしているはずですが)海や川などで釣りをするタイプの長い一体型の服などを着てやるということも必要かもしれません(数十センチで水が中に入ってきてしまったようですからーそれとブーツそのものは最初からそれなりに長いものを使うということも)。
 
 
 そこにお金を出し惜しむべきではありません。今出てしまっているこの事態を食い止めないことにはどうにもなりませんから。そこに出すのならみな納得するはずです。長い戦いが続くと予想されるだけに細心の注意はしつつ、備えるべきです。少しずつではあるものの、前には進んではいますが、ここにきてまた作業の中断などを余儀なくされています。大きく動かせるようにならないと、実際には難しいものがあります。冷温停止に向けて今できることをしつつも、がんばってくれている作業員たちにも報いらなければなりません。厳しい環境なのはわかりますが、エネルギーも消費し、精神的にも疲れたりするので補給環境は整えてあげるべきです。
 
 
 原発はその状況を他のものも確認しておく必要があります(敦賀のものや美浜のものはかなり古いですし、他にも問題がないとは言い切れない状況のものもありますので)。これはできるだけ早くやるべきです。


 
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