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2000年もの君へ 進撃へ

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 いよいよ物語も佳境に入りつつあるのか、ついに「進撃の巨人」でも核心に入ってきました。別冊マガジン2014-4月号より。
 
  「まさか、そんなことが」
 
  にわ、にわかには信じがたい現状であった。軒下にいた住人達には或は見えていなかったか、王政側のそれとなく雰囲気を出した圧力もあったかもしれないーそれは彼らが圧力と思っていたというだけかもしれないが、当初、絶対の完璧なものを造ったと思われたそれは瞬く間にこぼれ落ちていった。それは本当にささいがことであったかもしれない。だが、状況は日増しに悪くなっていった。そう、異形の巨人の正体が分からない中、無謀とも思われた戦いを仕掛けた者たちがいた。その一方で依然として慢心した「これは正しい」という怨念にも似た執念からか執拗に食い下がった。
 
 「一部がほころんだところで問題ない」
 
 「根本的な結果には影響しない」
 
 壁の中の多くの人たちは囲われた時間の中にいた者も多かったかもしれない。だが、むさぼり喰われ、未曾有の巨人たちの進撃を受け、後退を余儀なくされた。「まさかまさか」の連続だったが、当人たちにはさして問題はなかったという意識とこのままいければという保身、そしてうまくすれば恩賞に預かれると本気で信じていたかもしれない。

 
 この世界の上級職、憲兵団であれ(駐屯兵団も当初は腐っていたー偽りの平和の中で。でも彼らは触れていくうちに頼もしい見方ともなったに見える)、第一憲兵であれ腐っていた。特に第一憲兵はこの世界の利害に、利権に深く関わっていた。彼らにとっては自分たちの利権を守ること、この壁の中の巨大な王政を守ることに実を費やしていたように見える。長であったサネスは確信犯だったかもしれない。


 本来、そうした職は、それは兵隊でもあれ、科学者でもあれ、医者でもあれ、学者、弁護士、芸術を強く趣向する者、建築家、自らを削るものにいそしむものであれ、パイロットや統治者たちでもあれ高い倫理を必要とする。それでないと本来、基盤となり得るものが根幹が揺らいだりしてしまうからだ。例えば、私たちは普段、意識する、しまいと多くのものに身をゆだねている。おわかりか?
 
 
 医者には身体を預けているし、まさかメスを自分のあらぬ方向に意図的に入れて殺そうとは普通思わないだろう。そこには言わずと知れた信頼が存在し、こうはしないだろうという予期のもとに身を委ねている。多くの人は科学者がまさかこの世界に害を与えるような兵器づくり、人類を滅ぼしかねないというものには自ずと制御されると期待される。

 
 学者や統治者たちが自分たちをあらぬ方向に持っていこうとしているとは通常思わない。それは尋常ならざる事態だ。どちらに真があるかは冷静に考えてみればわかるだろう。

 兵隊、軍隊であれば本来はより自ら律せる志が必要な場合が多い。彼らは他にはない武器をも扱えるだけに、それはある意味、そういうことは安易にはしないだろうという条件の下で認知してもいる。そのために特に縛りも多い。
 

 まさかおパイロットが自害しようと皆を巻き込むなんてことや、墜落するとは普段は思わないだろう。テロ対策にしても一定の安定は確保されているはずとも無条件に考えれる場合も多い。


 建築家もそうでおろそかになれば人命にも影響する。その意味で、高い倫理観は必要とするし、本来そうした上級職に限った者ではなく、多くの人たちも場合によってはそうした人たちと一時的に立場が同じようなことになりうる。
 
 床屋さんなんかもそうだし、まさか自分の喉元にとは思わないだろうし、多くの車を運転する者・列車などを運転する者たちも、命を預かる身でもある。そういう意味でもっと自覚も必要だろう。実はそうした区別なしに本来、何者かを問わずに生活しているだけでも規範を問われる。そういうことはしないであろうという前提の下に多くの人は生きてもいる。
 

 そうしたものがおろそかになれば当然社会派混乱するし、委縮もしてしまう。その中での行動は限られる。そんな中、

 
 そこに届くには遠い道のりかと思われていた。犠牲を苦にしない姿勢、守るためには、それは彼らにとっては正義だったかもしれない。許されざることだが。

 
 それは半ば絶望的な戦いに見えていたかもしれないーいや、まだ終わったわけではないが。でも、確実にとらえていった。奇声を浴びせる女型の巨人にも勇敢に立ち向かっていった。これは真実、その言葉の前に躊躇せずに。
 
 
 そして今、多く彼らはいよいよ近づこうとしている。2000年もの秘密を維持してこれたのはなぜか。彼らは恐らくここにいる人間の多くが操作されていると勘付いた。本当であるのであればこの世界では恐ろしいことが行われていた。そしてすべては真実という虚栄の繁栄の名の下に収束させようとしていたようにも見えた。ここにあることは真実、多くのものは疑わなかったかもしれん。そうすることが彼らには幸せでもあったのか。恐らくそう強調することで王政の安定の担保にしようとしていたのかもしれない。自分たちは表に出ずに。

 
 だが彼らには信念があった。男たちは、また世界に賭けようとする女たちも戦いを挑んだ。これらの巨悪を許さんとするがために。何が悪いのかすらもわからない者はいただろう。でも、くじけなかった。そして調査兵団は絶え間なく戦ってきた。そして今あらたに胸にする。


 「戦え」
 
 当初世界は遠かった。絶望的な戦いにも見えた。
 
 「何のために、真実はどこにあるのか」
 
 だが、やがてそれらの力は微力であったと思われたが、多くの者たちを巻き込んでいった。

「戦え」
 
 やがてそれは命題になっていったようにも思えた。
 
 玉砕覚悟でも向かって行った。無駄ではなかった。


 そこを守るためにその手を染めていたのか、サネスの独白はより惹きつけた。

 
 が、あることであれはもろくも崩れ去ったようにも見える。保身に走っていたかのように見えた者たちもさすがにその行動を問われるだろう、広く。日本はもとより世界も注視している。

 
 殺し合わずに人間の手で本来のある姿にと、既定路線となった長を帰る変え、長を据えるのであれば今しかないかもしれない。もはやこれはささいなことではない。多くの統治者にその力を見せつけたのだ。ある意味。本当の王家の末裔、ヒストリア。彼女はエレンとともに核となった。

 ここから人類の進撃は始まるか。
 
 王政という囲われた中の出来事に対し、

 「人類が初めて 巨人に勝利するであろう」ということの真意が見えてくるかもしれない(第3巻より)。今の時点ではやや言い過ぎか、それでもここに結集した力が流れを変えても来たのだろう。もちろん、多くの人に認知されていったことが大きかったが。
 
 
 ■王政には自浄能力がないとすれば、変える気がないのだとすればマネジメント能力が著しく乏しいということであろう。おとがめなしに、いや、寧ろ、彼らにやりたい放題やらせて中央の第一憲兵を抑えることすらしようとしていない。何でもありの世界なのか。新たに物語が進み、わかったことは彼らが技術をないがしろにしてきたことだ。にもかかわらず、あるかどうかも不明な幻想の中のそれにお金をこれからも注ぎ込もうとしているのか。

「彼らが守りたいのは人類ではなく、彼らの庭つきの家と地位だけだ」

「むしろ自分達の権利が脅かされるのならば その相手が巨人でなくとも人間であっても 区別なく排除する」

「王政にしてみれば人類の中には死んでも構わない者が多すぎる」

「王政にエレン託してはなりません」 

エルヴィンの悲壮な覚悟は父のためでもあった。

それに対し、サネスの告白は自らの正義をタダ主張するのみであった。もちろん、汚い中にも彼には彼なりの正義があった。

「正義のためだ!そう思えりゃすべてが楽だ!!自分がすごい人間になれたと思えて気分が高揚するだろ!?」

「俺はこの壁の安泰と・・・王を・・・信じている」

「俺達のやってきたことは・・・間違っていないと・・・」

「信じたい・・・けど・・・こんなに痛かったんだな」

それでもまだ気づかないのだとすれば、盲目的にというよりも確信犯だ。他のことなどどうでも良いのだろうか。それがための宣伝=広報も王政のためだった。少しでもキズを少なくしたいと。保身に走る王政はあまりにも強情だ。何事もなかったかのように、さも大したことではなかったように済ませたいのだろう。


遠く及ばない得体の知らない不明の猿・獣の巨人は不思議な力を持っているのか。獣の巨人は何のためにああしたのか。何のために来ようとしたりしていたのか。未だ目的が見えない。人間をも利用し、ただ蹂躙したいだけには思えない。笑えない話だ。自らのそれを補強するためならば何でもよかったのかもしれない。


今のままでは何も変わらないのであろうか。王政には期待できないのだとすれば。ダンケシェーン。王政にとってここまでの事態は初めての事であった。建国以来、今まで考え物しなかった初の不正な出来事であったー王政側はそう考えるだろう。外から変えようとする革命に対して。


余計なことをしてくれおって、と。ただし、それは自分のところの憲兵団、中央の第一憲兵に向けられた言葉ではなく、恐らく調査兵団に向けられた言葉かもしれない。根本的に考え方がずれている。自分たちの保身にしか目がないのか。それは世界が注視している中で恥ずべきことだが。ダンケシェーン■
 
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〔テーマ:漫画の感想ジャンル:アニメ・コミック

 









        
 
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